はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)樂にならざり
ぢつと手を見る
働き者で、弱音を吐くこともなく、日々を一生懸命。
いつだって前を向いて、未来を向いて生きていたいけれど、そうできないときもある。
どこに希望があるの?
考えるほどに失意の沼にはまってゆく、堕ちてゆく。
気持ちがふさぎ、気力もなくなり、わたしはただの働きロボット。
家と会社の往復、少しのご褒美すら厳しくなった懐事情。
このままではいけない。
なんとかしないと。
わたしがしたいこと、わたしに出来ることは何だろう?
人よりも秀でているものが、わたしにもある。
それをいかしていく道を探らねば。
今すぐどうにかは、きっとできないだろう。
そんなの当たり前。
これまでやってこなかったんだから。
時間がかかってもいい、わたしにしかできないものを見つけ、それを武器に時代の荒波に立ち向かおう。