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「すべて良いものは高くつくが、人格の発展は最も高価なものである」C・G・ユング

群集心理的な人

『ウエイトスミス版』R悪魔

 

 

飽食の時代と言われ始めてから久しいが、ここにきての物価高によりその思想にも陰りが見えてきた。
先立つものがなければ、ムダは許されない。

 

今は物質から心への転換点にいる。
物を大切にする心を育むことで、ひいては人に優しい社会になる。
それは見せかけの優しさではなく、本物の優しさ。

 

悪魔は極端に走ることを象徴し、今の日本を象徴するカードとも言える。

 

「新しい段階にさしかかったとき最も影響を受けるのは、無知で群集心理的な人。彼らは極端に走り、バランスを欠いた視点しか持たない」、と『神秘のカバラ―』には書かれている。

 

物質主義、拝金主義的な思想が終わった時、残るのは心。
そのことにいち早く気づいた人から、次のステージに進めるのかもしれない。

 

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恋人同士が理想

『ウエイトスミス版』恋人たち

 

 

慎重になりすぎては機会を逸する。
だから潔いほどの行動力、決断力を持ちたいと思う。
でも、石橋を叩くのが三年では短いほどの慎重派のわたしには、これはなかなかに難しい。

 

慎重さの中に大胆さを取り入れることが、今のわたしの課題。
裏付けが欲しく情報を収集するが、知れば知るほどひるむ気持ちも芽生えやすくなってしまう。

 

慎重になりすぎてしまったときは考えることを一旦やめ、自分の気持ちに聞いてみよう。
わたしはどうしたいと言っているのか、頭ではなく心を感じてみる。

 

頭で考えることと、心で感じること。
これらが恋人のように手と手を取り合い、同じ方向を見たなら、わたしも少しは大胆に動けるようになるかもしれない。

 

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恒星になろう

『ウエイトスミス版』R星

 

 

これからどうしよう。
わたしの中のエネルギーが枯渇してしまったように感じる。

 

これまでを振り返ってみて、これ程までに頑張れた自分はえらいと思う。
格段の進歩。
でもあと一歩が届かない、なんとも悔しい状況がやるせない。

 

なんだかなーの気持ちは確かに強いが、かといってもっと頑張ろうの気持ちがないわけではない。

 

太陽光を反射して光る惑星と違い、多くの星は自ら輝く。
わたしも星のように自分の力で輝ける道を選びたい。
誰かに光を分けてもらっていては、その人が光を失ったとき、わたしも輝きを失う。
周囲に左右されないよう、自ら輝ける恒星にならなければ。

 

そのためにも、もう少し続けてみよう。
せっかくここまできたのだから。
もうじき星のように、自ら輝けるようになれるのかもしれないのだから。

 

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理由を知りたい

『ウエイトスミス版』太陽

 

 

できない言い訳を探してしまうのは、なぜだろう。
やってみたい気持ちはあるのに、それを引き留める何かがわたしの中にいる。

 

なぜわたしは、軽やかに動くことができないのか。
その理由を知りたい。
理由が分かれば、次にどうすればよいかが見えてくる。

 

自分の姿は自分では見えないように、自分をすべて把握することはできない。
「自分を分かったつもりになるな」、そう諭すために内省せざるを得ない時間が時々訪れるのかもしれない。

 

否応なしに自分と向き合わされる時間。
本当のわたしを探す時間。

 

本当のわたしはいつだってわたしの中にいて、わたしに手を差し出している。
自分でもびっくりするほど行動的になれたとき、それは高次の自己と繋がった時。

 

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影響

『ウエイトスミス版』愚者



人は誰かの影響を受けずにはいられない。
また誰かに影響を及ぼさずにもいられない。
よくも悪くも、そこにいるだけで何らかの影響をお互いに及ぼしている。

 

自信を失う時、そこには誰かの存在がある。

 

誰かを意識し過ぎると、わたしはすぼむ。
そして行動が鈍る。

 

誰かの影響をこんなにも受けているのなら、その逆も考えられないだろうか。
わたしも気づかない内に誰かの自信を奪っているのかもしれない。
そうとは知らずに誰かの背中を押しているのかもしれない。

 

自分のやりたいことに忠実な愚者は、笑われもすれば、勇気も与える。
自らの信じることをしていれば、やがて自信に変わる。
そう伝えたいのかもしれない。

 

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あぶく

『ウエイトスミス版』R恋人たち



 

 

楽しいことだけ、夢を追いかけることだけで生きられるほど世の中甘くない。
多くの人が苦い思いを抱えながらも現実と折り合いをつけている。

 

理想ばかりを語り、現実を見ないようにして夢を追いかけている内に、わたしの周りからはどんどん人が消え、気づけばわたしは一人になっていた。

 

自分の置かれている状況を理解しなければいけない。
友や仲間は、なぜわたしの元を去ってしまったのか。

 

あぶくのように儚く消えてしまうものを手にしようと夢中になっている内に、かけがえのないものを失ってしまった現実が胸に刺さる。
長い夢物語にも終わりの時がきたようだ。

 

信頼を再び得ることは難しい。
それは、これからのわたしが背負っていく罪。
現実を受け止めるしかない。

 

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