タロット占い  mimi

「すべて良いものは高くつくが、人格の発展は最も高価なものである」C・G・ユング

アイマとアマ

『ウエイトスミス版』R審判

 

 

アイマは明るい肥沃な母、アマは暗く不毛な母。
慈しみ育むことが喜びになりもすれば、そのことがわたしに制限をかけ、暗い海の底に一人取り残されたような感覚を覚えさせることもある。

 

母が担わされる役割はあまりに広い。
子は母を求め、精神的な支えを欲する。
父は大きな子どもであり、母、妻、女であることを求める。

 

わたしは、私でいたいのだろうか。
それとも母、妻でいたいのだろうか。

 

自分でもはっきりしない、あいまいな自分の立ち位置を明確にしよう。
理想ではなく現実に即して考えれば、アマになることも減るだろう。

 

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優しさは誰のため?

『ウエイトスミス版』R吊るされた男

 

 

周りにどう見られているかは、あまり気にならない。
それでも時々、わたしに対する周囲のイメージが重くなるときがある。

 

みんなに見せている姿がわたしのすべてではないのに……。

 

わたしは、気持ちを表現することがあまり得意ではない。
自分の思いと相手の思いを秤にかけ、相手の思いをとってしまう。
そんな優しさがわたしを苦しめる。

 

思いは言葉にしなければ伝わらない。
言葉にすることで不快な思いをする・させるかもしれない。
我慢をしてきたわたしは、伝え方の学びが足りなすぎる。
だからここは、自分の気持ちを表現する言葉を学ぶ時間にしよう。

 

気持ちのすべてを伝えることは出来ないけれど、今より伝えられるようになったら、周囲のイメージとわたし自身の距離は縮まる気がする。

 

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内面の美しさ

『ウエイトスミス版』R死

 

 

形式主義
内容を軽視し外形をつくろい整えることを主にする態度


『岩波国語辞典』


形や見た目に心を奪われてしまうと、本質を見失う。
意味ある形式は大切だが、意味の失われた形式は手間と時間の浪費でしかない。

 

わたしは形にこだわり過ぎていないだろうか。
本来こだわりは、悪い意味で使われていた言葉。
「わたしのこだわり」は、「わたしの執着」に置き換えられる。

 

美へのこだわりは、美への執着。
執着心は、それ以外の受け入れを拒絶する。

 

目を転じてみれば、それ以外の世界が広がっている。

 

形や見た目にそこまで頓着せずとも、気持ちがあればよいのではないだろうか。
内面の美しさは何もせずとも輝きとなって現れ人を惹きつけるように、表に見えないものにこそこだわる価値があるのかもしれない。

 

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一念通天

『ウエイトスミス版』運命の輪

 

 

気持ちと現実がぴったりこないもどかしさ。
あんなに頑張ったのにどうして? の思いが頭をかすめると同時に、わたしがどれだけ頑張ったかは他の人には関係ないとの思いが胸をよぎる。

これまでの努力が無駄だったとは誰にも言わせないし、そう思うつもりもない。
わたしは確かに頑張った。
でも、人以上に頑張ったかと言われればそうではないのだろう。
脇道での頑張りも多かったのだろう。
結果が出せていないのだから。

今は、うまくいくことだけを考えよう。
そして甘えを捨てよう。
脇道にかなりの時間を割いたなら、それ以上の時間を本道に費やそう。

脇道の知識は肥やしとなり、わたしをかけがえのない存在にする。

わたしならできる。
わたしだからできる。

 

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どうして信じられないのだろう

『ウエイトスミス版』R司祭

 

 

あの時の選択は間違っていなかった。
そう思いながらも、心のどこかに不安がつきまとう。

信じたい何かがあるから、信じられる。
でも、「信じる」の前提である「信じたい」何かが崩れてしまったらその信頼関係は崩壊し、その心の隙間に疑心が湧いてくる。

今のわたしは失うことをひどく恐れている。
手を放したらこの幸せが壊れてしまうのではないか、と。

どうしてわたしを、誰かを信じられないのだろうか。

信じるための根拠が薄いのかもしれない。
つながりが薄ければ、信じるのは難しい。
つながりが濃ければ分かったつもりになってしまい、想像を超えた行動をされたとき、信じられないとなってしまう。

信じ続けるためにも、適度な距離は必要なのかもしれない。

 

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進化論

『ウエイトスミス版』正義

 

 

 

お守りのように大切に抱えているものは、「わたしらしさ」なのかもしれない。

わたしが求めている私と一致したとき、わたしらしいと思える。
けれども「わたしらしさ」に安住してしまうと、わたしらしさが固定され、変化の可能性の芽が摘まれてしまう。

耳に痛い忠告は、わたしらしさに変化を促しているのかもしれない。
ティファレトから抜け出しなさい、との強いメッセージ。

人は好みも変われば、行動も変わり、とりまく環境も移り行く。
それに合わせ、わたしらしさを変えられる強さがほしい。

わたしも成長し、今のわたしらしさはサイズが小さくなったのかもしれない。
忠告をうるさいと退けず、耳を傾けてみてもいいのかもしれない。

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揺らぎは太陽が昇るまで

『ウエイトスミス版』R太陽

 

 

 

心の揺らぎが、またやってきた。
これがくると自信がもてなくなり、自分がとてつもなく小さなものに思えてしまう。
この気持ちに飲み込まれてはいけないと頭では分かっていても、心がそちらになびいてしまう。

今はエネルギーが低下している。
だから何も判断せず、エネルギーが戻るまで保留にする。

できることなら、揺らぎが収まるまで安心な家にくるまれていたい。
でもそうもいかないから、心が傷つかないようなるべく人と距離をとろう。

月が沈めば、生命エネルギーに満ちた太陽が東から昇るように、この揺らぎもずっとわたしの中にいられるわけではない。

今は月の時間。
月の周期が終われば明るい太陽の日差しの元、元気ハツラツとしたわたしが顔を出す。

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