飽食の時代と言われ始めてから久しいが、ここにきての物価高によりその思想にも陰りが見えてきた。
先立つものがなければ、ムダは許されない。
今は物質から心への転換点にいる。
物を大切にする心を育むことで、ひいては人に優しい社会になる。
それは見せかけの優しさではなく、本物の優しさ。
悪魔は極端に走ることを象徴し、今の日本を象徴するカードとも言える。
「新しい段階にさしかかったとき最も影響を受けるのは、無知で群集心理的な人。彼らは極端に走り、バランスを欠いた視点しか持たない」、と『神秘のカバラ―』には書かれている。
物質主義、拝金主義的な思想が終わった時、残るのは心。
そのことにいち早く気づいた人から、次のステージに進めるのかもしれない。