人にはそれぞれ持って生まれた才能、そして与えられた環境があります。
努力で変えられるもの、変えられないもの。
とかく平等が用いられますが、それはそもそも不可能な夢物語です。
公正を目指し、平等という言葉に惑わされないようにしたいところです。
世の中を不公平だと嘆いて、やさぐれて終わるのも一生、
与えられた環境下でわたしの役割を見つけ、生き生きと輝くのも一生。
同じ生涯、どちらを歩みますか?
ある方が、自らの顔でもって示してくれています。
どんなに贅沢に暮らしたところで、感謝の気持ちがなければ心が満たされることはないことを。
制限があってこそ、人の能力はいかせます。
ないものねだりはおしまいにして、手にしているものに目を向けてください。
今こそ知恵の出番です。