よいものを作ろうとすると誰もが熱くなり、意見のぶつかり合いが生まれる。
そしてそれぞれが、これこそが「よい」と信じているため、なかなか妥協点が見つからない。
そのような状況において、わたしは考えを譲ってしまうのかもしれない。
「こっちの方がどう考えてもいいと思うけど、そこまで自信たっぷりに言われるなら……」、そんな優しさがわたしからはにじみ出る。
けれども、「そうじゃないよ」と声を上げることも優しさ。
おかしいものはおかしいと勇気を出して意思表示することは、誰かのためだけでなく、わたしの成長のためにもときに必要。
譲るばかりでなく、必要に応じて自分の意見を述べられる大人になろう。